高血圧と脂質異常症

高血圧と脂質異常症

高血圧を引き起こす原因となるものが、ストレスや塩分、脂質成分の多い食事によるものになるのですが、この原因となるものに肥満や脂質異常も同じことによるものとされています。

高血圧で立ちくらみや眩暈などで、生活する上では支障が出てきますが、病院に通院や入院に至ることは、この段階ではほとんどありませんので、軽く考えている人も少なくはありません。高血圧でも140/90mmHg前後を行き来しているのであれば、食事やストレスなど生活習慣に気をつけていれば問題が無いことが多いのですが、脂質異常を併発すると安易な考えではいられなくなります。脂質異常は、血液中のコレステロール値が異常に高くなっている状態になりますので、血液の循環が悪くなる為、必然的に血圧が高くなってしまいます。

脂質異常と高血圧で最も怖いのが動脈硬化になります。動脈硬化は、血液中のコレステロールが不純物と結合して血管壁に沈着してしまい、血栓が出来てしまうことで、冠動脈が硬化してしまうことになります。これが脳血管で発症すれば脳梗塞に、冠動脈で発生すれば心筋梗塞になることになります。更に、脳のクモ膜に血栓が出来てしまい血管が切れてしまえば、クモ膜下出血となり、どれも命にかかわる重大な疾患になります。健康診断や人間ドックで高血圧と脂質異常症が指摘されたら、迷わず病院で検査を受けることをお勧めします。癌が早期発見により治癒出来るように、高血圧、脂質異常により脳梗塞や心筋梗塞が発見されるケースは珍しくはないのです。