脂漏性湿疹

脂漏性湿疹

乳児湿疹のなかには低月齢のころに見られる湿疹に「脂漏性湿疹」というのがあり、この湿疹は体の脂分の分泌が多い場所に多く見られます。低月齢のこの時期の湿疹が、アトピー性皮膚炎が原因なのかは、少し様子を見ないと判断できないようですが、母乳が大きく影響していることは考えられます。なので、母乳を与えているママは、できるだけアルゲンとなるような食べ物を控えることをお勧めします。
アルゲンとは、アルチゲンとアレルギーとの造語ですが、アレルギーのメカニズムの提唱者であるオーストリアの小児科医がそのように呼び始めています。食べ物には卵や牛乳、大豆などにアルゲンが多く含まれています。新生児の脂漏性湿疹は、ホルモンの影響も大きく生理的に皮脂が過剰に分泌されて起こることもあります。
このような脂漏性湿疹は、ひたいの髪の生えぎわの部分とかまゆ毛、頭皮などのような皮脂線の多いところにできることが多く、乳児の場合は大人よりも脂っぽい感じの湿疹でかさぶたができます。無理にはがそうとすると髪の毛が抜けてしまうので、ワセリンでふやかしてから洗うとか、それをしなくても多くは石鹸で洗ってあげればすぐに綺麗になります。石鹸は低刺激のベビー石鹸を選び、洗うときはよく泡立ててその泡で洗うようにします。かゆみはありませし、思春期のニキビと同じように肌を清潔に保つことで多くは自然に治ります。
取ってしまいたいようなかさぶたですが、赤ちゃんの皮膚の柔らかい頭皮にできているのですから頭皮を傷付けてしまいますからやめましょう。